阪神FA流出久保とDeNA戦で初対決
久保よ仁義なき勝負や! 阪神が今日8日のDeNA戦で、昨季まで在籍した久保康友投手(33)と対決する。オフに慰留しながらもFA宣言して移籍していった盟友が、敵として先発マウンドに立つ。お互いを知り尽くした因縁の対戦になる。(
ロケットブレイズ アイアン)
甲子園での指名練習を指揮した阪神和田豊監督(51)も「敵は敵なんだから、余計な感情を入れずにやっていかないといけない」と言い切った。阪神にとって久保は厄介な相手になりそうだ。卓越した投球技術を持つほか、相手打者の性格、置かれた立場などから瞬時に判断して配球を考える球界屈指の頭脳派投手だ。もちろん虎ナインの弱点もキッチリと把握しているだろう。
関川打撃コーチは「やりづらい部分もある。本人は相当、力を入れてくるでしょう。利用できれば理想」と警戒する。高速のクイックモーションも大きな武器。機動力を試されるが、和田監督は「盗塁だけが機動力ではない」。阪神からFAで国内球団に移った投手は95年ロッテの仲田に次いで2人目となる久保。つまり阪神がFA流出投手と対戦するのは史上初めてとなる。昨日の友は今日の敵で、一太刀を浴びせたい。(
ゼクシオ7アイアン)